M&Aのサポートは弁護士に依頼すべき?メリット・デメリットは?
M&A(Mergers and Acquisitions)は、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。
しかし、M&Aには契約手続きや法的リスクの管理が欠かせず、専門的な知識が必要です。
そのため、弁護士にサポートを依頼することをおすすめします。
この記事では、M&Aのサポートを弁護士に依頼する際のメリット・デメリットについて解説します。
M&Aのサポートを弁護士に依頼する際のメリット
弁護士をM&Aのプロセスに関与させることで、以下のようなメリットを得られます。
- 法的リスクを軽減
- 契約書の作成・レビューが可能
- 規制対応の強化
- 交渉力の強化
順番に解説します。
法的リスクを軽減
弁護士が関与することで、M&A後に想定外の法的トラブルが発生するリスクを軽減できます。
たとえば、買収対象企業が過去の税務申告に誤りがあり、多額の追徴課税が発生するなどのリスクの軽減が可能です。
契約書の作成・レビューが可能
M&Aの契約には、秘密保持契約やM&Aの方針を明確にする基本合意書、取引を正式に成立させる株式譲渡契約などがあります。
弁護士は、契約内容を精査して不利な条件を回避し、必要な修正を加えることで、法的リスクを最小限に抑えます。
規制対応の強化
独占禁止法や業界ごとの法規制を遵守し、適法に取引を進めるためのサポートを受けられます。
交渉力の強化
法律の専門家である弁護士が交渉に関与することで、不利な条件で取引を進めるリスクを抑えられます。
弁護士のみが交渉の代理人を担当することができます。
弁護士資格を持たない者が報酬を得る目的で代理・仲裁をすることは、弁護士法で禁止されています。(弁護士法第72条)
そのため、M&Aのサポートは弁護士に依頼することをおすすめします。
弁護士に依頼する際のデメリット
弁護士にM&Aのサポートを依頼する際には、次のようなデメリットも考慮する必要があります。
費用が発生する
M&Aの規模によっては高額になる場合があります。
しかし、法的リスクを回避し、適切な契約を結ぶためのコストと考えれば、将来的な損失を防ぐための必要経費ともいえるでしょう。
まとめ
M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として有効ですが、法的リスクを伴う複雑な取引です。
弁護士に依頼することで、契約の最適化、リスク軽減、規制対応、交渉力の向上など、多くのメリットを得られます。
M&Aについてお悩みの方は、髙﨑法律事務所まで、どうぞお気軽にご相談ください。
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私は日本の法律事務所での弁護士業務だけではなく、米国の法律事務所でも経験を積み、事務所を開設いたしました。
特許に関する訴訟やトラブル、企業法務は専門的な知識だけではなく、多数の現場経験が必要不可欠です。
皆様のお力になれるよう最適な解決策のご提案に努めておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
所属団体
- 第一東京弁護士会所属
経歴
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1993年
東京大学法学部卒業
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1995年
第一東京弁護士会弁護士登録(47期)
西村総合法律事務所(現西村あさひ法律事務所)入所 -
1998年
兼子・岩松法律事務所に移籍
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2003年
米国ニューヨーク大学ロースクールLL.M(法学・修士号取得)
米国ニューヨーク州司法試験合格
米国法律事務所(Andrews Kurth L.L.P)(テキサス州ダラス)においてアソシエイトとして勤務 -
2005年
新保法律事務所に移籍
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2011年
新保・髙﨑法律事務所(パートナー)
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2017年
増田パートナーズ法律事務所参加(パートナー)
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2019年
髙﨑法律事務所開設
著書
- 知的財産権辞典/共著・三省堂 (2001年)
- コンサイス法律学用語辞典/共著・三省堂 (2003年)
その他
- 日本債券信用銀行内部調査委員会副委員長補佐(1999年1月)
- 東邦生命相互保険会社内部調査委員会委員長補佐(1999年6月)
- 大正生命保険株式会社内部調査委員会委員長補佐(2000年10月)
- ワシ興産株式会社、ワシマイヤー株式会社および
アサヒオプティカルの会社更生管財人代理(2012年11月) - 日本知的財産協会講師
- Asialaw Leading Lawyer 2018 in Intellectual Property
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